MEDICAL INSURANCE AND HMO 
ほとんどの皆さんは、自分の職場で企業のグループ医療保険に加入していると思いますが、ここでは企業に属さない皆さんやグループ医療保険に加入していない皆さんのため、最も多く利用されるAnthem Blue Crossの個人医療保険プランの概略をご案内します。
 
尚、カリフォルニア以外にお住まいの皆さんは、自分の州の Blue Cross や Blue Shield 保険共済機構のウェッブ・サイトをご覧ください。
 
アメリカの医療保険が無いとホント〜に怖い
ソーシャル・セキュリティー・カードに運転免許証。そしてクレディット・カード。これらの証明が無いとアメリカ生活は不便ですね。まるで「住所不定・無職」あるいは「不法滞在者」のような扱いを受けますね。そして医療保険のIDカードも無いと困る証明書の一つです。アメリカの医師や病院は実は恒常的に赤字経営で、しかも高い治療を踏み倒す人々も多いため、治療費や入院費を払える裏付けの無い人々にはとても冷淡。ですから、どんなに血を流して痛がっていても、先に本人と保険の情報を記入しないと救急治療センター(ER)でさえ治療してもらえません。

もしアメリカの病院や医師が、一目見てすぐ判るようなアメリカの医療保険のIDカードを持っていなければ、多くの一流病院では治療を断られたり、救急車でタライ回しにされて低所得者が集まる郡立病院Country Hospitalに突っ込まれることになるかもしれません。「地獄の沙汰も保険次第」はけっして大袈裟ではないのです。

日本から持ってきた海外旅行者傷害保険があると考える皆さんに一言。後で出てきますが、実はいろいろ制限や免責条件が付いているのを知っていますか?特に医療費が高いアメリカでは、お守り程度にしかなりませんよ。盲腸(虫垂炎)で手術をしたら、すぐ2万ドル程度のコストがかかりますよ。大きな病気になったら日本に直ぐ帰るって?でも、痛みで唸っている旅客は航空会社も搭乗拒否しますよ。知っていますか?


 
アメリカの医療保険の種類
細かい内容については、アンセム・ブルークロスのウェッブ・サイト www.anthem.com/ca/ を見てください。そこでは皆さんがオンラインで見積りがとれるようになっています。

簡単に言えば個人の医療保険は、医療保険のプランにオプションで歯科治療の保険を付ける形です。そして医療保険プランはHMOプランかPPOプランかの選択ができるようになっています。

PPOプランでは、どのブルークロス指定医師と病院を利用することも、あるいはその他の指定されていない医師と病院を利用することもできます。例えば仕事でアメリカ中を飛びまわる皆さんには、便利なプランです。もちろん、指定医師や病院でない場合には、皆さんの自己負担額も多くなります。

それに比べて、HMOプランではまず自分の主治医PCP = Primary Care Physicianをアンセム ブルークロスの指定医師から選びます。多くの人は内科Internal Medicineから選ぶ傾向にあります。そして、どのような症状や病気の種類であっても、まず主治医によって初期診療が行なわれます。必要と認められた場合に限って、主治医は各専門の医師や病院に患者を送ることになります。ですから、皆さんが主治医経由アンセム ブルークロスの許可を受けずに勝手に他の医師や病院を利用した場合は、一切保険の対象とならないので、費用は全額皆さんの負担になります。もともと、予防治療を目的とした「会員制の保健所」のようなシステムですから、PPOプランのような融通はきかないようになっています。


 
プランへの加入資格
アメリカの企業・団体医療保険は、どこの州でも概ね2加入者(家族は加入者数に含めない)以上で契約可能ですから、1個人あるいは1家族の場合には、この個人プランへの加入となります。その資格要件は、
ソーシャル・セキュリティー番号、あるいは対応する納税者ID番号を保持していること。(居住者としての証明ですね。)
子供は満18歳まで。ただしフルタイムの学生であれば満23歳まで。(パートタイムの学生となったり、職業に就く環境になると扶養家族としては一緒にカバーできません。)
本人・配偶者・資格を満たす子供。(本人・配偶者の両親は、アメリカの医療保険手続きでは「ファミリー」ではないので、同一保険内で一緒にカバーすることはできません。)
本人・配偶者の年齢が満64歳以下であること。(連邦メディケア社会保障制度の給付年齢までの加入ということですね。)
となりますが、加入者の健康状態などに問題があれば保険会社は必ずしも受け入れてくれないので、加入資格を満たしているからといって保険加入は絶対確実だとは考えないでください
 

 
プランのコスト〜保険料
PPOプランでもHMOプランでも、カリフォルニア州の場合には次のポイントをよく覚えておいてください。
契約者本人の年齢枠によって、月あたりの保険料は異なります。(高齢になるほど保険料も高い。)
お住まいの地域(カリフォルニア州内で概ね13に分けられた地区)によって保険料は異なります。
保険加入する人員構成により保険料は異なります。(本人のみ、本人・配偶者、本人・子供、家族全部の4種類)
PPO、HMOそれぞれの中で提供されているプランの選択によって保険料は異なります。
各加入者の健康状態により、保険料にはいくつかの段階があります。そのため、当初予想していたコスト以上に保険料がかかることもあるでしょう。
では皆さん、カリフォルニア州アンセム・ ブルークロスのサイトへどうぞ。 
 
 
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