事故やクレームは、まるで生き物のように一件一件全てが違います。
ここでは事故と保険クレームに関する要点だけを簡略にまとめました。個々のケースでは必ずしも以下の説明と一致しないこともありますのでご注意ください。また、個々の具体的なクレームについてのご相談は「MY保険」担当者までご相談くださいね。

ところで、私達が日頃クレーム処理のお手伝いをしていると、色々な局面にぶつかります。特に「あ〜、もう少し記憶がハッキリしていてくれたらなぁ」というのが実はとても多いのです。スムーズなクレーム処理の基本は、正確な情報!

WHO, WHEN, WHERE, WHAT, WHY そして HOW
この5W1Hを大切にしてください。例えば、相手の車のメーカーや車種等のWHATや、自分が事故に遭った場所の自分が走っていた道路名や交差する道路名、そして東西南北の感覚などのWHEREがあいまいなことが結構あるようです。記憶があいまいになりそうなあなた、車の中にボールペンが1本必ず入っていますか?
 
自動車事故の現場では
事故現場での手順と注意事項:
1.
事故車を安全な場所に寄せる。
ハザードランプ・三角停止板等があれば、危険発生場所を表示する。
二重事故発生を避けるための処置を取る。
 
2.
事故発生地を管轄する警察(911)に連絡する。
一般道では市警察に連絡し、高速道路上はカリフォルニア・ハイウェイ・パトロールに連絡する。
人身事故が無い場合、必ずしも警察は現場に来ないことが多い。
警察官には曖昧なことを言わず、主張するべき点を明確に主張すること。
負傷者がいれば救急車(911)を呼ぶ。負傷者を放置すると犯罪となる可能性もあるので要注意。
警察官から事情聴取の後で渡される「事故報告書番号」を紛失しないこと。「DR番号」とも言う。
3.
相手と情報の交換をする。
絶対に現場から逃げないこと。あて逃げ・ひき逃げは刑事犯罪になる。
その場では自分の責任を認める(I am sorry 等)発言をしない。
事故の責任がどちらにあるかという議論を相手としない。
けっして怒鳴ったり、相手に暴力を振るわない
車内備え付けのACCIDENT REPORT FORMに相手の情報を記入する。
必ず確認する情報!大事なことは、ウソの情報をつかまされないこと!
相手運転者の氏名・住所・免許証番号・自宅と日中の電話番号
電話番号以外は全て免許証に記載されています。また、ウソの情報を与える相手運転者も多いので、相手の免許証実物を見て情報を再確認しましょう。
相手車両の保険会社名・保険証券番号・保険契約者名・代理店連絡先等
法令により各車両は保険証明カードを車内保管することになっているので、そのカードを見てください。口頭での回答はウソの可能性もありますよ。
相手車両の年式・モデル名・プレート番号・車両所有者
車内に保管されている車両登録証の実物を見て、情報を確認する。運転者と所有者が違っていたら、ちょっと相手に聞いてみることも大事です。
4.
事故の状況を忘れないうちにメモする。
いつ、どこで、どの様に事故が起きたか、お互いのスピード、停止位置、信号等はどうだったかを忘れないうちにメモしておきましょう。事故現場が自宅近隣でなければ、とても大切です。
ACCIDENT REPORT FORMのダイヤグラムにその場で書いてください。ヴィジュアルに記録しておくと、後でもよくわかりますよ。
もし、デジカメ付きの携帯電話を持っていれば、最高!事故現場や相手やあなたの車の損傷など、一気に写してしまいましょう。
 
5.
目撃者 Witness(es) の確認をする。
周辺に目撃者がいるかどうか確認してください。相手が責任を認めない場合には、強い味方になります。
いる場合には、目撃者になってくれるよう依頼し、氏名と連絡先を聞くこと。
 
事故の報告とクレーム処置手順
6.
事故車を修理工場へ運ぶ。
損害が大きく走行不可能な場合は、トーイング・トラックを頼んで修理工場へ運びましょう。AAAのメンバーであれば、距離に一定の制限はありますが、費用を自分で立て替える必要が無いのでとても楽ですね。
運転可能であれば修理工場へ行って、まず修理の見積りをとります。
でも、保険会社からの連絡があるまでは勝手に修理を始めないこと。
 
7.
「MY保険」担当者に事故を通知する。
ACCIDENT REPORT FORMと付属ダイヤグラムを準備し、「MY保険」に電話・ファックスしてください。あるいは、「MY保険」担当者にメールでご連絡ください。
祝祭日・週末を除き、事故通知は24時間以内に行なうようにしてください。
追加情報入手等のため「MY保険」担当者が連絡することもあります。
「MY保険」担当者と自分の保険会社以外には、事故の内容を説明しないように。電話などで説明を求める人物には「MY保険」に連絡するよう伝えること。
 
8.
車両管理局書式SR‐1提出の義務
カリフォルニア州での事故の場合、責任の有無に関係無く人身(死亡・傷害)事故または750ドル以上(2003年1月付け)の物損事故は、事故発生より10日以内に書式SR-1(Report of Traffic Accident)を州車両管理局DMVに提出することが法律で義務付けられています。
書類の提出を怠ると、免許停止等の罰則が法律に従って適用されることがあります。
この書類の作成とDMV宛て提出時期は「MY保険」担当者の指示に従ってください。
 
9.
訴訟発生時の対応
もし職場や自宅に「裁判所召喚状」Summonsあるいは「告訴状」Complaintsが届けられたら、受取を拒否しないこと。これは、正式に相手が訴えて来たことを意味するので受取日を覚えておきましょう。
この書類全部を「MY保険」まで至急回送してください。これらは正式の裁判書類なので、必ず受領日もお知らせ願います。裁判所指定の出廷日まであまり時間が無いことが多く、仮に指定日時に出廷しないと自動的にこちらの敗訴になります。そして、実際の事故状況に拘わらずあなたに賠償責任が発生します。尚、あなた自身が裁判に出廷することはほとんど無く、ほとんどの場合あなたの保険会社が指定した弁護士が代わりに出廷します。
仮にあなたが運転者として出廷して証言を行なうことになったり、裁判所指定の速記者も参加する公式尋問Interogatoryを受けることになっても、保険会社とその弁護士により通訳が手配されるので心配ありません。
当然ですが、「MY保険」担当者と貴方の保険会社以外には事故や裁判の内容を説明しないこと。説明を求める人物には「MY保険」担当者に連絡するよう伝えてください。
 
 
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